az氏百科事典

「コンピュータ周り」から「今日の駄文」までを手狭くカバーする極小ブログ群

ようこそカフェインの森

 4月の最初からブログを書き始めて、早くも月末。毎週のように記事を書いてたんだなあ、と痛感する。
 いやあ、筆者はこんなに文章を書くのが好きだったか。ふうん…。

 

 なわけねえだろ。

 

 流石にネタが切れてくる。
 パソコン周りの話も本当は沢山書きたかったが、如何せん知識も技術も時間もないため、何も偉そうなことが書けないな、というのが現状だ。

 さて、ネタが尽きてきたYoutuberは食レポやゲーム実況に走ると相場が決まっている。いやべつに悪いとは言ってないよ。悪いとは。
 もとからそれを売りにしているYoutuberさんはブレなくて素晴らしいと思うし。
 というわけで先人を見習って、自分も飲み物のレポートでもしようと思う。

 今回は、人生初モンエナの話。


・モンスターなエナジーってどんなの

 実をいうと、筆者は今までエナジードリンクというものを一切飲んだことがない。モンスターエナジー然り、レッドブル然り。深夜帯に起きねばならないときは、緑茶を飲んでいた。コーヒーは飲めなくはないが好んで飲むほどではなかったので。
 そのため、カフェインの効きに一抹の不安を感じながら、いろいろと自らの体を実験台にして試してみようと思う。
 試薬はこちら。

 

f:id:az1103:20190501201931j:plain

 新発売のモンスターエナジー、パイプラインパンチ味。
 毎回思うけどモンエナってドラッグみたいな缶の色してんな。

 

 ちなみに最近は午後9時に就寝している。
 現在は午後10時前。正直眠い。しかし明日からゴールデン・ウィークにつき、少しだけなら無茶を働いてもイケる。ならば。

 今から書く文章はすべてその時間帯に書かれたままにしておく。
 後日直したりなどはしない。…眠るまでの1本勝負。

 いざ。

 

・試合開始

*PM10:00
 缶を開けると南国系の柑橘類の香りが広がる。
 色は鮮やかな橙色。真っ先に思い浮かんだのはファイブミニプラスの色だ。アレを不透明にしたような液色をしている。え、底まったく見えんやんけ。もっと透き通ってると思っていた。
 飲んでみると微炭酸が口の中に広がるとともに、甘酸っぱいトロピカルな風味が感ぜられた。

 うん、ほとんどジュースだ。ジュースのそれだ。

 しかしなんだろう、この違和感は。

 なんだ、なんと形容すればいい。味わったことのない味、僅かな違和感。
 口に何度か含んでも言い切れない、むしろ含むたび違和感に慣れ忘れてしまいそうになる。味音痴の筆者には食レポ系統は難しかったか。やはりYoutuberってすごいんやな。
 眠気には流石に飲んだばかりでは効いてくれるはずもなく。まだ頭をもっていかれそうになる。
 あと炭酸が意外にくるしい。けぷけぷと喉が鳴っている。恥ずかしくて人前では飲めなさそうだ。

 ちなみに危惧していたカフェイン量はというと、緑茶の約2倍だという。緑茶1杯150mlだとすると、モンエナ1本に含まれるカフェインは緑茶約4.7杯分といったところだろうか。そう思うと抵抗が少なくなった気がする。

 でもなんだろうな、この違和感は。
 なんとなく飲み残していたミルクティーをあおってしまった。紅茶、おいしい。

 

*PM11:00
 なんだか目が冴えてきた気がする。普段より2時間以上起きているのにおかしい。さすがはカフェイン。
 ちびちび飲んでいたら5分の3程度に減っていた。意外に多かった。

 そして違和感の正体にも気付けた気がする。これ、パイナップルが入っている。

 筆者はもともとパイナップルを食べると口がかゆくなってしまう体質で、基本食べるのを避けている。しかしモンエナに含まれる果汁はわずかなため、かゆむというほどではないのだろうが、それでも幾らかの違和感はある。
 ぶっちゃけ盲点だった。それと今になって苦みが出てきた。

 あと部屋が寒い。

 

*AM0:00
 あと5分の1まで減らした。正直また眠くなってきた。そして味に飽きが来る…355mlは筆者には早すぎた。
 文章も徐々に読みづらくなってきたろうな、という自覚はいちおうある。それに味の感想や印象などはほとんど書ききってしまったため、もう今は何も書くことがない。せいぜい眠気との闘いであるから、その記録を残すまでだ。
 折角なので筆者のおすすめドリンクでも紹介しておく。キッコーマンの紅茶フレーバーはおいしいのでいいぞ。一昨日ぐらいだったか、1Lパック6個入りの段ボールを買ってしまったくらいにはよく飲む。ペースが速いと1日で1パックを空けてしまうので相当な依存性がある。おいしい。

 …あれ、モンエナの話どこ?

 

*AM0:30
 缶を空けた。長かった。これを飲み続けている人って本当に追い詰められているのだろうなと思った。
 眠気については、寄せては返す波のごとく。なんかもう頭が鈍ってきた。判断力が溶けかけてきていることをひしと感じる。
 しかしここからが本番だ。どこまで理性を保った記事を書けるか、ここで自分の腕が試される。無意識下でどれほど整ったものを紡げるか、文構築や語彙の低下などに是非注目していただきたい。たぶんもう、あやしい。
 あとなんか胃が変な気がする。慣れないものを飲んだせいか、大量の水分を摂ったせいか。もしくは寝ていないからか?全部やな。
 それと口がちょっとかゆくなってきた気がする。液中におけるパイナップル果汁の割合が少なくても、液摂取量が多ければ反応してしまうようで。
 でも不味くはなかった。むしろ、予想していたよりも美味しかった。値段に合った味かと訊かれるとちょっと黙ってしまう味ではあるが。
 もうここまでくると通常版のものも頂いてみたくなる。が、数日に分けて飲むか誰かのをひと口貰うくらいでいいかな、とも思う。
 とりあえずあとはどれくらいまで起きられるかの生き残りレースだ。気合を入れていく。

 

*AM1:00
 何故かセンチメンタルな気分になってしまった。人肌恋しさが自分を巻き込んで、喉から流し込まれ、身体の内側から寂しさで満たされていく。誤魔化すようにピアノの曲のメドレーをかけ始めるが、所詮は誤魔化しにしかならず。
 眠気は足がつりかけたので一気に覚めてしまった。

 ともあれこれで、普段の就寝時間から4時間は起きている計算になる。
 カフェインってすげえ。とりあえず久しぶりに絵を描き始めてみる。

 

*AM2:00
 きつい。カフェインがどうやら切れかけてきたらしい。っていうか後2時間起きたら、起床時間が24時間を超すぞ。
 あとさっき足がまたつって飛び跳ねたら誤操作してこの記事のデータが飛びかけた。折角ここまで書き上げたのにどうしてくれる。
 描いていた絵はだいぶ仕上がってきた。

 

*AM3:00
 なんか気づいたら描きあがってた。一周回って目が冴えている。普段寝る時間から6時間は起きているというか実質オール。これ以上起きていると危なそうな気がしたので寝ることにする。

 

*AM8:00
 起床。

 睡眠時間が大幅に減った。

 モンエナ、強し。

 


・感想

 全然眠れていない気がする。体がおかしいとまではいかないが、カフェインにたたき起こされたような感覚だ。なるほど、レポートの締め切り前にがっつく人が多いのもうなずける。これをもう一度飲むかと言われれば…多分進んでは飲まないと思う。こんなまでして起きるくらいなら寝たい。しかし長時間起きなければいけない時が来たらば、選択肢には入るだろうか。

 しかしもっと薬っぽいにおいがするものかと思いきや、意外にもジュースのようで美味しかった。味に関しては(パイナップルを除けばきっと)安い飲み物よりいい味だと思う。ちょっとした偏見が解けた気分だ。

 

 これで体を張った中身のない文章は終了である。現在公開中の記事の中で一番面白くない記事の自信あるぞこれ。

 

 皆さんもくれぐれも、徹夜等でお身体を壊されぬよう。

 

 また来世。

 

 

(秒速で追記)

 投稿した時間と記事内の時間が一致しないのは、筆者がパラレル・ワールドにいるからではなく、書いた瞬間のノリを訂正するのを忘れていたためだ。申し訳ない。

 あと文中の「キッコーマンの紅茶フレーバー」、豆乳の話です。

 是非ご賞味あれ。